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Aura1989年イギリスで産声を上げたオーディオブランド、Aura。その処女作は筐体35mmの厚みしかない薄型軽量のインテグレーテッド・アンプVA40。鏡面仕上げのクローム・フィニッシュ・フロントパネルに、ボリュウムとセレクタ、パワースイッチのみを配置した潔さは、当時の製品の中でも異色といえる存在でした。そのシンプルな姿体に惚れ込んだ人も「多くは期待しない。ほどほどに音楽が聴ければいいよ」と、優しい目でこの異端児に灯を入れたのです。 その後のAuraの短くも華やかな経歴はご存知の通りです。Auraは多くの見識ある人々に育てられました。資金力のなかったAuraの創設者マイケル・トゥはB&Wのロバート・トゥルンツに見出され、イギリスのワーシングから発信されたAuraの製品は瞬く間に世界のオーディオマーケットを席巻しました。日本でも故山中敬三氏が瑞々しく鮮度感溢れる音を高く評価され、イギリスでの製造が終了する1997年まで日本でリリースされた13のモデルは、いずれもその存在を高らかに誇示したのです。 短い歴史を閉じて伝説のブランドになるはずだったAura。 そのドラマティックな復活は2006年に封印を解かれた14番目の製品、noteのリリースで決定的なものになりました。かつてロンドンのデザインオフィス「ペンタグラム」で描かれていたこのプロジェクトの中心には、もちろんデザイナーであるケネス・グランジ氏がいます。 今のAuraができることは1989年の創業当時と変りません。いつの時代にもフィットするユニバーサルなデザインがあり、Auraはその答えを持っているのです。 |
AvinityMartin Hanke(マルティン・ハンク)によってドレスデンに設立され、写真現像とカメラ周辺機器の販売を行ってきたHamaphot社。第二次世界大戦後の1945年より、バイエルン州の小さな街モンハイムに本社を構えた同社は、社名を新たにHamaへと変え、写真、映像、オーディオ、コンピューター関連の周辺機器の販売を取り扱い、今日までに世界に17の支社を持つまでに成長を続けています。 AVINITY(アヴィニティ)は、そこに集う音楽好き、映画好きのエンジニア達が2011年に立ち上げたケーブルブランドです。ヨーロッパ最大のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー「IFA」でのデビューを皮切りに、AVINITYの良質でパフォーマンスに優れたケーブルは瞬く間に多くのユーザーの関心を集めることとなりました。 円熟したヨーロッパの芸術と文化に育まれたエンジニア達の情熱は、高解像度で切れ味の鋭い映像、 混じりけのないピュアなサウンドとなって、私たちの目の前に姿を現します。 |
Bassocontinuoイタリアから発信された極めて上質なオーディオ・ファニチャーをご紹介します。バッソ・コンティニュオの製品には、音響理論に基づいたデザインと洗練されたビジュアルが見事にバランスしています。堅牢でシステムの発展にフレキシブルに対応するオーディオラックや、パワーアンプ、スピーカーの設置条件を飛躍的に改善するボードは、オーディオ製品の美しさを引き立て、そのポテンシャルを際立てます。オーディオ・システム・ケアに深いバッソ・コンティニュオの製品は、全て熟練の職人によるイタリア国内生産です。 |
Benz Micro Switzerlandスイス、チューリッヒから北へ40kmほどにあるNeuhausen(ニューハーゼン)。有名なライン(Rhein)大滝の絶景の中に精巧なカートリッジ・デザインと製造においてリーダーシップを取り続けるベンツ・マイクロがあります。 BENZ MICRO NEW S CLASS リリース当時から変わることのないハウジング・デザインの中に、緩やかに進化を刻み続けるBENZ MICRO。継続する価値を創造し続けることが、SWISS MADEに課せられた使命なのです。 |
Carot Oneイタリアから彗星の如く現れた「Carot One」。 「素晴らしいハイファイ製品を適正な価格で提案する」 彼らが2009年にOpenItem社を立ち上げた当初に掲げた目標は処女作「ERNESTOLO」で完全に具現化されていました。プリ部とパワー部を完全に独立したセパレート構造、プリメインアンプであるにも関わらず、電源供給も個別、電源スイッチも個別という設計、真空管を用いたプリ部とデジタルアンプのパワー部というマニアックな仕様など、あらゆるこだわりが詰まっていたのです。真空管とデジタルアンプの良い所を合わせたような、ハイスピードでありながら温かみのあるサウンドがあってこそなのは言うまでもありません。CarotOneはオーディオをこれから始めようとする方の心を掴み、オーディオに興味がなかった若い世代や、女性という新しい層にも注目されています。そして既に高額なオーディオを楽しんでいる人の、セカンドシステムとしても最適な製品です。 |
ELAC1926年に誕生したELACがあと2年で90周年を迎える。 ELACのあるキールは戦時中Uボートを造っていた軍港だったが、今でも港では潜水艦が造られていて、遊覧船に乗ると間近でその最新式の姿を見ることが出来る。Uボートは観光で訪れる人が見学できる一艇が残されているのみで、そのそばには戦争で沈められた信じられない数の軍艦、潜水艦のシルエットが壁に刻まれた慰霊塔がある。キールはのどかで美しい場所だ。戦後見事な復興を遂げたこの都市と、いつも進歩的であり続けるELACの発展はこの先も続くだろう。 |
HOLBORNEルネサンス音楽の作曲家Anthony Holborneの名に由来するホルボーンは、1992年スイスのジュラ地方にある時計と精密機器産業を伝統とするブウス(Buus)という村に誕生しました。創業者は自らプロのミュージシャンとしても活躍するマインラード・ミューラー氏で、彼はホルボーン製品の開発設計を担当しています。2008年に兄弟であるライナー・ミューラー氏がデザイナー兼エンジニアとして参加したことでブランドは本格的な活動を開始しました。ホルボーンのオーディオ機器はスイスの伝統ある精密なメカニクスと時計学の恩恵を十分に受けながら、オーセンティックなスイスメイド製品として製造されています。 |
inakustik30年以上前から高性能オーディオ・ケーブルとして高い評価を得てきたドイツの名門ブランド「モニターPC」。 |
ORACLEゆっくりと流れる時間に導かれて花開く熟成のオーディオプロダクト。 |
ORPHEUSAnagram Technologies SAのいわゆるスピンオフ(親会社が株主に子会社の株を分配して設立)・カンパニー、オルフェウス・ラボラトリーは、親会社であるアナグラム社によって開発されたハイエンド・オーディオ機器を製造、販売するために2001年に設立されました。 Anagram Sonic 2テクノロジーをベースに開発されたオルフェウスのClassicシリーズ「Orpheus One」は、アナグラム社がオリジナルのクリエーターと言えるでしょう。 彼らのモジュールの素晴らしさをデモンストレーションする為に、アナグラム社はフル・ラインアップ製品が必要だったのです。
2005年、オルフェウス・ラボは人的資源とその戦略的機構について、Anagram社に肩を並べる程に成長を遂げます。2005年8月、AnagramのM&Aに伴う再編を機に、外部投資家への扉を開きました。 2006年、オルフェウスは活動拠点をラク・コースト(lac coast)から、ヌーシャテル(Neuchatel lake)湖々畔のサイエンティフィック・パーク(Scientific Park)へと移しました。新たな拠点となるこの地域には、優秀なサウンド・エンジニア等、素晴らしい人的資源の利益を得るには最良の場所と言えます。 2006年から2009年の3年間、オルフェウスメディアの技術開発チームは新製品、Privielegeラインの開発に没頭します。 2008年末、SA Confectronic社CEOの息子であるFabien Tallant氏(彼は2001年以来オルフェウス製品のアセンブリと最終テストの責任者でありました)が、会社を買収しました。 そして2009年、遂にPrivilege lineに日の目を見る時が訪れたのです。巨大なアルミニュウム・ブロックから切削された強靭なエンクロウジュアを纏ったPrivilegeラインが、多くの話題を提供したのは疑いの無い処です。 彼らの開発意欲は止まる事を知らず、2013年ミュンヘンハイエンドショウにてフラッグシップ・ライン“Heritage”の新世代DAC Mk3HE、更に対をなすSACD HEを発表。 SACD HEとの接続ではADP(アシンクロナス・データ・プロセッサ)により、データ伝送エラーを事実上排除する事に成功しています。 更に2014年の同ショウにおいて、Heritage Pre、及びMono Powerを発表。これからもオルフェウスは、ハイエンド・オーディオ・マーケットへスイス・メイドによる革新的な製品を投入し続けていくでしょう。 |
S.S Laboratories1997年の操業以来、レコード関連の保護洗浄剤から教会制動にある石像洗浄剤の開発まで、まさに洗浄のエキスパートとして活動を続ける。2010年にリリースしたレコード洗浄液「RKC-21 Premium」より、スタイラスクリーナーやディスククリーナーなど、ありとあらゆるメディアの洗浄に関わる製品を開発し続けている。 |
SFC鑑識現場の要求から生まれた静電気除去技術が、オーディオの世界に新しい見識をもたらしました。未だ主流であり続けるパッケージ・メディアはその材質故に創造を超えた静電気を帯びています。SFCの静電気除去アクセサリーが実現する帯電ゼロの世界。それは驚きを超えたむしろ戸惑いに近い感情を呼び起こします。しかし、その音こそメディアに記録された純粋な世界なのです。 |
Thales tonarmターレス・トーンアームは、スイス シャフハウゼン州 ヴィンターツールという小さな町に所在しています。 |